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ここまで来た感…
2023.06.21
ここまで来た感…
皆さまこんにちは。関東の渡邉です。ようやく終焉を迎えたこの度の疫病騒ぎ。メディアではいまだ感染者増が騒がれているようですが、何やら終焉のエピローグのようにも感じられます。今回の読了書籍のご紹介は画像の通りの皆さまご存じ苫米地博士の最新版。相変わらずの読みやすさと値段の安さが魅力的です。「遂にこんな見出しで出版されたか…」というのが第一印象でしたが、逆に言えば博士のお立ち位置でこの見出しを可能にするくらいに既に世情のレジュームシフトが進んで来たのか、という事を実感させられます。特に面白いのは中世から近代にかけてのグローバリズムの勃興とその暴挙を支える精神的支柱としての宗教とのかかわり。某宗教の教条主義と植民地支配はかねてより他の書物で学んでおりましたが、ここまで簡便に整理されているものは初めてでした。博士の目標であるこの世の差別と搾取を無くすという理想は私など全く足元にも及びませんが、一燈照隅の精神で微力ながらも努力してゆかねばならないと改めて感じました。