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断食の効用
2022.07.25
断食の効用
皆さまこんにちは。関東の渡邉です。各施設様の多くは夏休みに入りようやく一安堵というところでしょうか。昨今の夏の暑さには閉口させられますが、ここはやはり時節柄、自己免疫と基礎体力を以て切り抜けてゆくしかないと改めて考えさせられます。以前から江戸時代の観相家の大家である水野南北の残した書物に興味があったのですがほぼほぼ絶版であるため古本といえど高額で手を出さずにいたのですが、たまたま通販サイトを渉猟していたら町田宗鳳さんの書籍に南北をフォーカスしたものが有ったので早速購入してみました。町田さんご自身、「ありがとう寺」というお寺のもと断食や各種セミナーを運営されている現代においては奇特な御仁とかねがね尊敬申し上げておりました。
疲れた時はスタミナの付くものを食べたほうがいい、という戦後世代に育てられた私たちはややもすると栄養ドリンクをがぶ飲みしながら24時間働けますね!といった洗脳のもとに昭和を駆け抜け平成に沈黙。令和の今ここにきて様々な事が起きて、改めて人間の本来性に気が付くという時代の潮流を感じてやみません。疲労したときは内臓を休めること、つまり消化機能を休めること。自分自身で実践してみるとなるほど実感できます。南北によると食を減じることは積善隠徳にかない、しまいには健康の向上、人相の変化、運命の向上にまでつながるとか。実際に自分が観てきた人々のその後の人生を観察してその観相の精度を科学的に判断してきたというから驚きです。
私もここ10年ほど一日一食+晩酌で時々24時間プチ断食をしておりますが、逆にこれ以上だと体が重くなってしまいます。実際に自分の体に相談してどの程度の食事が最適なのか?ひょっとすると食糧問題もあっさり解決してしまうような、そんな気もします。