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おしらせ
土偶の件
2021.07.29
土偶の件
皆さまこんにちは。関東の渡邉です。
連日暑い日が続きますが、本社北海道でもこれまで無いような酷暑の日々が続いており、クーラー要らずのこれまでとは一変しているとのこと。異常と叫ぶよりも生活を工夫して順応してゆく他はありませんね。巷では子供たちのRSウィルス感染が増えているとの事。風邪はひいて治して免疫を高めるものだと思っていたのですが、昨今ではそんな余裕もない状況。心が彷徨わぬよう、気を留めて毎日を丁寧に生きてゆきたいところです。
さて、今回の表題の件、長年懸案だった土偶とは何か?を瞬殺で氷解させてくれた書物に出会いました。内容はここに記載してしまうとヤボなので控えますが、なるほど八百万の神にもつながる日本人の精神性に行き着く見事な解釈に脱帽しました。久々に我が家にある唯一の家宝?である縄文土器を押し入れから引っ張り出し眺めてみました。炎に対する精神文化の一つとして解釈していたこの造形も、この本の内容に沿って再度解釈してみるとより深い精神性を感じずにはいられませんでした。ユダヤ教やゾロアスター教等々火を崇拝する宗教は古くから存在しますが、土偶と火焔土器はより古い日本古来の精神文化の象徴として心の中にようやく諒解できました。今回の本の内容がもし教科書に反映されることになれば、これは、日本の初等教育が根本的に変化するのではないかと、妄想しつつも願って止まぬところです。