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おしらせ
シューマン共振というもの
2021.06.22
シューマン共振というもの
皆さまこんにちは。関東の渡邉です。
日頃、巡りゆく暮らしと出会いの中で、ふと気になった書物を購入する読書スタイルではありますが、今回の巡り合わせは表題の通りシューマン共振に関する研究書です。既に中古でプレミアが付きだしており、高額転売に毎回閉口気味ではありますがポチッと致しました。
工学博士の志賀一雅氏による40年に渡る計測研究の成果が実に簡便に纏められていて非常に読みやすい内容でした。人間の脳波の三段階のうち寝ている時のシータ波とリラックスしている時のアルファ波の境にある7.8Hという周波数は、実は地球を取り巻く自然の電磁波の周波数と同じなのだとか。そして各界の超人といわれる方々の脳波を計測すると、すべて7.8Hという驚きの相似現象が確認されたそうです。能楽師、オペラ歌手、スプーン曲げ、気功治療の大家等々各界のスゴ技の方々がその最中に放つ脳の周波数が同じ。普段私たちがアイデアをひらめいたり自然治癒力が発揮されたり自然と涙が出たりする時もやはり同じだそうです。現代社会ではもはや電波は無い訳にはいかない物ですが、一方で電磁波過敏症でお困りの方の為に奥深い山間の中に療養施設が有るのも事実。自然な電磁波と自然じゃない電磁波が混在する今日では、時に電磁波デトックスも必要なのかもしれません。古事記に並ぶ偽書と定義された例の<ホツマツタエ>の一節に「いなずまとは稲の妻なり」という表記があります。稲穂が生育し始めるその時期に現れる雷現象。その雷のおかげで稲穂の生育が促進されるから稲の妻なのだとか。高周波治療器はお年寄りのいらっしゃるお家で見かけますが、私の父親もかつて妄信か?と訝るほどに愛用しておりました。薬嫌い医者嫌いで自分の直感以外ほぼ信用しないという頑固者ですが高周波治療器でかなり体が良くなったと申しておりました。そもそも高周波治療器を発明した方の研究内容を後日読んでイオン化された電子というものが稲穂にも人体にも有効であることはなるほど納得したのですが、これほどまでに身近でお世話になっている電気というものはまだまだ未解明の領域があるものだとつくづく感じました。
ちょっと横道にそれましたが、今回のこの書籍と以前ご紹介した日本語人の脳(医学博士角田忠信著)は脳科学系の座右の書となりました。どちらもかなりおススメであると同時に人生の数十年の時間を費やして纏められた貴重でありかつ驚きの研究結果がもっと世の中に知られてゆくことを願ってやみません。