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おしらせ
全員参加の講演会。
2016.11.08
皆様こんにちは。関東の渡邉です。
先日は家族全員参加で、とある講演会へ出席してまいりました。既にご存知の方も多いとは思いますが、横浜在住の産婦人科医池川明さんを中心に、幼児の体内記憶の科学的検証を行われている方々がいらっしゃいます。ドキュメンタリー映画の中では実際の子供たちの証言が報告され、人間の神秘の世界を改めて実感させられました。中にはお腹の中の記憶からさらに遡って、この世に降り立つ局面までもが鮮明に記憶されている子供さんもいて、そんな内容の映画が自治体の施設で見れることに時代の変化を直感します。非科学ではなく、未科学的世界の探求。これは、未知のものを探しだすのではなく、本来持っているもの分かっていることを思い出す作業なのかもしれません。「父母未生以前本来面目」という禅の言葉が脳裏に浮かびます。
さてさて、そんな人間の神秘に耽溺しつつも、今週もしばしの現世利益。ときめきタイムです。
まずは今シーズン終盤を迎えたタコ。今週末の洗濯で今期のタコ洗濯機はお蔵入りとなりました。来期も元気に回れますように。
そして、毎年恒例!スズキのシーズンイン。いきなりの入れ食いで持ち帰ることができる重さまで釣り続けます。全く釣れないのに続ける釣りは夜露が凍るこの時期忍び難きものがありますが、釣れ続くというのもなかなか辛いもので、釣り師のサガと申しますか欲でしょうか?ヒットさせる喜びは無限なのですが、釣り上げるのも持ち帰るのも相当な体力戦になるので釣れば釣るほど幸せでありながら苦痛が増すという、まさに真言密教の修業のような世界が展開されます。・・・・「中庸」という言葉が頭に明滅したところで納竿としました。総重量約30キロ、帰りは地獄の行軍となりました。
今回も山の親戚に魚は配られ、老父が干物をこしらえ、海外から帰省予定の姉にふるまわれる事になります。魚たちの命は私たちの新たなエネルギーに変容してゆきます。本当に有難いことです。「一生幸せでいたいのなら、釣りを覚えなさい」というモンゴルの古諺を思い出します。
銀ぴかの魚体
タコの乱舞